角田祐樹 F1レッドブル・レーシング・ホンダデビュー戦
2025年4月6日、角田裕毅選手がついにチャンピオンチーム「レッドブル・レーシング・ホンダ」のマシンで鈴鹿サーキットに登場。母国グランプリでのトップチームデビューということで、世界中のF1ファンから注目を集めました。
結果は12位と惜しくもノーポイント。チームメイトのマックス・フェルスタッペンがポール・トゥ・ウィンを飾ったのとは対照的でしたが、角田選手にとっては実戦で初めてレッドブルのマシンを走らせるレース。
事前にシミュレーターで特性をつかんではいたものの、ぶっつけ本番の難しさはまるで『機動戦士ガンダム』で、リュウとブライトの名セリフ——
リュウ:「シミュレーションを2度やった...」
ブライト:「アムロと同じというわけか…」
まさにあの場面が重なるような状況でした。
それでもクラッシュすることなく堂々と完走したのは大きな収穫。日本人で初めてトップチームに名を連ねた角田選手には、今後ますます「日本人初優勝」への期待がかかります。
そしてF1といえば、チームやドライバーに欠かせないのが高級腕時計ブランドとのスポンサー関係。角田選手のこれまでの腕時計とチーム遍歴についても注目してみましょう。

画像出典:Sergio Perez in the RB20 by シネヤス, CC BY-SA 4.0
【やっぱり強いッ!!】
— レッドブル モータースポーツ🏁 (@redbullmotorJP) April 6, 2025
絶対王者 マックス・フェルスタッペン🏆
ホンダとのパートナーシップラストイヤーに最高のストーリーをありがとう✨#RedBull #翼をさずける #JapaneseGP
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角田祐樹とF1時計スポンサー
スクーデリア・アルファタウリ時代(2021~2023年)の腕時計
チームメイト
- 2021・2022年:ピエール・ガスリー(Pierre Gasly)仲良し
- 2023年開幕〜第10戦まで:ニック・デ・フリース(Nyck de Vries)
- 2023年11戦から:ダニエル・リカルド(Daniel Joseph Ricciardo) 角田の手本となるドライバー
- 2023年第13戦〜17戦:リアム・ローソン(Liam Lawson)
角田裕毅選手がF1デビューを果たした2021年、スクーデリア・アルファタウリは日本の時計メーカー、カシオの「エディフィス」ブランドと公式パートナー契約を結んでいました。このパートナーシップにより、チームカラーを取り入れたコラボレーションモデルが発売され、話題となりました。
#PRコラボレーションしたモデル第2弾 EQB-1000AT-1AJR
F1マシンに使われる6Kカーボン(6000本の繊維を織り込んだ素材)をデザインに採用。EQB-1000ATは文字盤やベゼル、ECB-10ATは文字盤に使用されています。
風防には傷に強いサファイアガラスを使用し、過酷な環境にも対応。Bluetooth連携による自動時刻修正機能で、世界を飛び回るチームをサポートします。
EQB-1000ATは、タフソーラー搭載の薄型クロノグラフ「EQB-1000」がベースで、CORDURAバンドを装備。価格は税込82,500円、発売日は3月19日。
ECB-10ATは、ソーラー非搭載の「ECB-10」がベースで、樹脂バンド仕様。価格は38,500円、発売日は4月16日です。
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— CASIO EDIFICE | カシオ エディフィス ジャパン 公式 (@CasioEdificeJP) April 16, 2021
🏁Scuderia AlphaTauri Limited Edition✨
ECB-10ATは、本日発売🌟
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Scuderia AlphaTauriのF1カーAT02のフロアやウィングに使われてるものと同様に6Kカーボン⬛️を文字板に採用しています。https://t.co/YwC60zLFTq#EDIFICE #F1jp #CASIOEDIFICE #角田裕毅 pic.twitter.com/lSyqsYUq7d
ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ時代(2024~2025年)の腕時計
チームメイト
- 2024年ダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)二人の関係は良好で、開発面での貢献も。
- 2024年第19戦以降リアム・ローソン(Liam Lawson)レッドブル昇格をめぐり因縁のライバルに
- 2025年アイザック・ハジャー(Isack Hadjar)角田選手を尊敬している
2024年からスクーデリア・アルファタウリは「Visa Cash App Racing Bulls(VCARB)」として再出発を切り、2025年にはスイスの高級時計ブランド「TUDOR(チューダー)」がチームの公式パートナーとして加わりました。
チューダーは1960年代からモータースポーツに関わってきた歴史あるブランドで、「Born To Dare(生まれながらにして挑戦者)」という哲学を掲げています。
チームのマシンにはチューダーロゴが施され、リアウイングやドライバーのレーシングスーツでもその存在感を放っています。角田裕毅選手もこの時期、TUDORの腕時計を着用していた可能性が高く、ブランドの世界観とリンクする若き挑戦者の姿が印象的です。
#PR チューダー“F1チーム限定カラー”モデルRef.79210CNU-0007
Visa Cash App Racing Bulls F1チームの愛用モデルとしてm79210cnu-0007とm79360n-0014が公式ホームページで紹介されています。
オラクル・レッドブルレーシング 現在(2025年4月以降)の腕時計
チームメイト
- マックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)3度のワールドチャンピオン
2025年第3戦日本グランプリからレッドブル・レーシングに正式昇格した角田選手。レッドブルの時計パートナーといえば、やはりタグ・ホイヤー。マックス・フェルスタッペンも愛用する同ブランドの腕時計を、角田選手も当然のように身に着けています。
最新モデルタグ・ホイヤー「フォーミュラ1 クロノグラフ x オラクル・レッドブル・レーシング」Ref.CBZ2080.FT8091では、チームカラーに合わせたレッド・ブルー・シルバーのアクセントが印象的な自動巻きクロノグラフが登場しており、レース週末のパドックでその存在感を放っています。
【ニュース】オラクル・レッドブル・レーシングの F1 参戦 20 周年を記念した、タグ・ホイヤー「フォーミュラ 1 クロノグラフ x オラクル・レッドブル・レーシング」
— webChronos (ウェブクロノス) (@CHRONOS_JAPAN) December 17, 2024
オラクル・レッドブル・レーシングの20年にわたる活躍をたたえたトリビュートウォッチが発表された。https://t.co/2QbhqRrnoT
#PR フォーミュラ1 クロノグラフ レッドブル レーシング リミテッドCAZ101AL.BA0842
F1の技術を取り入れたタグホイヤー「フォーミュラ1」シリーズCAZ101AL.BA0842(公式HP)は、日常使いしやすいカジュアルさと高い機能性が特長。こちらはレッドブル・レーシングとのコラボモデルで、ブルーの文字盤にチームカラーの赤や黄がアクセントとして映えるデザイン。クォーツ式で操作も簡単、水深200mまでの防水性能を備えています。
F1角田裕毅モデル腕時計発売の可能性は?
F1ドライバーのシグネチャーモデルが時計ブランドから登場することは少なくありません。例えばルイス・ハミルトンとIWC、フェルスタッペンとタグ・ホイヤーなどが有名です。
角田選手も今後、初優勝やワールドチャンピオン争いに絡むようになれば、「Yuki Tsunoda Limited Edition」モデルの発売も十分にあり得ます。タグ・ホイヤーやカシオが過去に限定モデルをリリースしてきたことを考えると、2025年シーズン中の発表にも期待が持てそうです。
角田裕毅選手F1への道~プロフィールとレーシングスクール時代
F1(@F1) の歴史に刻まれる、新たな挑戦。
— TAG Heuer Japan / タグ・ホイヤー ジャパン (@TAGHeuerJapan) March 27, 2025
角田裕毅(@yukitsunoda07) 、#タグホイヤー フォーミュラ1 クロノグラフ × オラクル レッドブル レーシングとともにF1日本グランプリ2025へ。
▼商品詳細https://t.co/6AdKpQh3Dk#TAGHeuer #TAGHeuerFormula1 pic.twitter.com/ekOr5L7XQl
- 生年月日:2000年5月11日(24歳/2025年現在)
- 出身地:神奈川県相模原市
- 身長:161cm
- 体重:54kg
角田選手は幼少期からカートレースに親しみ、2016年に「ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)」に参加。以降、FIA-F4、F3、F2とステップアップし、わずか数年でF1デビューに漕ぎ着けた、日本モータースポーツ界の逸材です。
特にFIA-F2時代の2020年にはランキング3位という好成績を収め、F1昇格のきっかけに。この急成長ぶりはまさにアムロ・レイのような「ニュータイプ」と言っても過言ではないでしょう。
総括:角田裕毅選手と腕時計の関係から見えるF1の魅力
F1は単なるレースではなく、世界最高峰の技術とブランドが交差する舞台です。マシン、チーム戦略、ドライバーの腕前だけでなく、スポンサーシップやライフスタイルに至るまで、すべてが「超一流」で構成されています。
角田裕毅選手の腕時計に注目すると、彼のキャリアの軌跡とF1の構造が見えてきます。アルファタウリ時代のカシオ・エディフィスは、彼の若き挑戦者としての姿勢と日本ブランドの誇りを象徴し、レーシングブルズ時代のチューダーから現在のタグ・ホイヤーは、F1の中心へと向かう彼の成長と、グローバルな舞台での存在感を強く印象づけています。
2025年、ついにレッドブル・レーシングの正ドライバーとなった角田選手。いつの日か、彼の初優勝の瞬間に輝く腕元の時計が、特別な限定モデルとして私たちの手元に届く日が来るかもしれません。F1と時計、そして角田裕毅選手――この三位一体の物語は、今後ますます目が離せない存在です。
